デザインの工程

デザインの工程

 店舗デザインを依頼したら、いよいよデザイナーとの打ち合わせが始まります。この時点でクライアントとしては、既に店のコンセプトや予算が頭の中に入っていなければなりません。デザイナーは予算やコンセプトに合わせてイメージを生み出すため、より具体的に説明した方が、スムーズに仕事を進めることが出来ます。その際、口頭で説明するだけでなく、クライアントのイメージに近い写真等を持参すると良いでしょう。同じコンセプトの他店舗の写真や、街中で見かけて気に入ったデザインが写ったものを提示するのです。

 デザイナーはそうしたクライアントの要望を咀嚼し、スケッチ、パースと呼ばれる具体案を提示してきます。それまでには数週間掛かることもありますが、大手に任せれば短期間で済ませることも出来ます。スケッチとは、端的に言えば完成予想図です。最も簡単にイメージを共有できるツールです。一方パースとは、3Dを用いたデザインの視覚化を指します。スケッチやパースをクライアントが見た段階で、すぐに施工に突入できるわけではありません。クライアントが気に入るとは限らないからです。もちろんクライアントとしても、躊躇せず断って構いません。少しでも不満や疑問があれば、それを解消せずに事を進めてしまうのが一番危険です。こうして何度も修正を繰り返してすり合わせ、最終的に諸々の条件を満たした設計図が完成することになります。条件の中には予算等も含まれますから、クライアントが断念せざるを得ない点も幾つか生じることでしょう。

 店舗デザインの事務所は数多存在するわけですから、事務所同士の比較を行う権利がクライアントにはあります。最も満足できる事務所を探し出しましょう。

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