鋏の種類

鋏の種類

いけばなやフラワーアレンジメントにおいて、花を切るためのハサミは必需品です。良いハサミは流派を問わず、多くの華道家に使われるそうです。花を切るためのハサミにはさまざまな種類があり、場面によって使い分けます。ハサミは親指と人差し指の付け根で上部の柄を挟むように持ち、残りの四本の指で下部の柄を握ります。てこの原理を使い、太い枝でも切りやすくなっています。多くのものは右利き用ですが、左手で使うこともできるようになっています。
最も多く使われているのは、鶴手鋏のタイプのハサミです。柄の部分が広くなっており、鶴が羽を広げたような形になっています。持ち手が広く、力が入りやすい構造です。ハンドソフトのタイプも多く使われており、握力の弱い子どもや年配の方でも楽に使用することが可能です。左利き用のものも市販されています。ハンドソフトのものは力が伝わりやすい反面、強度は弱めになっているため、太い枝などの堅いものを切ることには不向きです。他にも、柔らかめな茎などの草ものを切ることに適している「フラワー鋏」、太さを問わず針金を切断することのできる「ワイヤー鋏」、菊をためる(曲げる)ことに特化している「菊だめ鋏」などが存在します。作りたいものによって使うものも変わってきますので、種類はありすぎても困ることはありません。刃が欠けてしまった場合や、滑るようになってしまった場合には、すぐに新しいものを購入しましょう。切れ味が悪いと、花に無暗にダメージを与えてしまうこともあるそうです。鋏の他にも、作品の骨組みを作るときや水揚げをするときに使うハンマーや、針金をひねることやネジを締めるときに使うペンチも、いざというときに便利な道具です。

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