最近のお歳暮

最近のお歳暮

 一体世間では、お歳暮をどのように捉え、また実際に贈ったりしているのでしょうか。アンケートを取ると、面白いことが分かってきました。お歳暮の時期に、お歳暮という名目で物品を贈る人は、43%でした。これが多いのか少ないのかは各自の判断に委ねますが、決して皆が贈っているわけではないことが分かります。但し、検討している人も含めると60%を超えるため、まだ習慣として消失していないのは確かです。では年代別に見るとどうでしょうか。若い世代よりも、年輩の人達の方が、お歳暮を欠かさず出していることが分かります。つまり、今後はお歳暮の習慣が薄れていく可能性も捨てきれません。ただ、年輩の人は若い人よりも人脈があるという、別の要因も考えられますから、確実に消失するとは言えないでしょう。
 贈る人の気持ちについては、想定内の調査結果でした。やはり損得を抜きにして、感謝を伝えたいと答えた人が大多数でした。これは世代を問わず言えることで、これだけ繋がりが希薄になったと叫ばれている時代にあっても、やはり人は人間関係を重視しているのだと実感できます。もちろん贈る予定はないと答えた人の中には、特定の人との結びつきに拘泥していない人も居るでしょう。彼らの声を見てみると、「以前は贈っていたが、今はご無沙汰になっている」というものもあり、時代と共に心情や考え方が変化していることが分かります。その他の理由としては、経済的事情、否定的解釈等がありました。否定的解釈とは、お歳暮を悪習慣と考えるものです。そう答えた人によれば、お歳暮は賄賂に当たると言うのです。確かにそのような側面が無いわけでもありませんから、今後はその側面が強調されて批判される可能性もあります。

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